2019-10-16 第200回国会 参議院 予算委員会 第2号
が、中国は依然として尖閣諸島に向けての圧力、侵入は日々行っているわけでありますし、また、それだけではなく、日本海に向けても軍事的影響力を伸ばすなど、安全保障上の脅威は変わっていないというか、若しくはむしろ増していると言わざるを得ません。 また、一時的な休戦は関税とかについてあるとは思うんですけれども、米中の対立は長く続くと私は思います。
が、中国は依然として尖閣諸島に向けての圧力、侵入は日々行っているわけでありますし、また、それだけではなく、日本海に向けても軍事的影響力を伸ばすなど、安全保障上の脅威は変わっていないというか、若しくはむしろ増していると言わざるを得ません。 また、一時的な休戦は関税とかについてあるとは思うんですけれども、米中の対立は長く続くと私は思います。
私の研究成果からしますと、ロシアは北極海とかオホーツク海というのをロシアの影響圏あるいは縄張、こういうふうに見ているところがありまして、やはりここで一つ外国の軍事的影響力を排除したい地域というふうに見ているのではないかというふうに分析をしております。
今日、日本に対する脅威というのはどこから来るのかと申しますというと、むしろ日米安保を通じて米軍が日本を基地として周辺国あるいは遠く中東にまでも軍事的影響力を行使している、こういうことによって、それが日本に脅威を呼び込む働きをしておるというふうに私は考えるのであります。
しかしながら、問題は、アメリカが日本を基地として、その軍事的影響力を周辺に行使しているということでございます。私は、そういう観点から、それが日本の安全を損なう原因になっているというふうに申しているわけでございまして、決して、日本が愛されており、アメリカが邪悪であるというふうに考えているものではございません。 お答えを終わります。
ソ連の消滅は、アジアにおける米ロの軍事的影響力の低下をもたらすことになるでしょう。その結果生じるであろう軍事的空白をどう埋めていくのかが大きな関心の的になっております。その中で、東南アジア諸国では、日本の軍事的プレゼンスの増強に強い懸念を持っております。経済力は政治力に転化し、軍事力になってあらわれるのが権力の歴史の公式だという見方に立てば、その危惧はもっともなことであります。
それから、これは韓国の国防白書をどこかで引用された方もありましたが、十月二十八日に発表された韓国の国防白書、「日本は政治・軍事的影響力の拡大を追求」している、「日本は攻撃的性格の防衛力に変貌」しようとしているなどの記述を載せ、日本の軍事大国化への強い警戒心を示している、こういうふうにあります。
○山花委員 今の防衛力程度では心配与えないとおっしゃってましたけれども、最近話題となった具体的な例として、九一年度韓国の国防白書、防衛庁でも関係者、外務省ですか、派遣して、いろいろ弁解これ努めたということについて新聞にも載っていましたけれども、その第四節、「日本の安全保障と軍事体制」のところを見てみると、「日本は経済力に相ふさわしい政治、軍事的影響力の拡大を追求している。
このインドとかパキスタンは昔から核兵器の開発の疑惑がございましたが、最近の米ソのデタントによりましてインド、パキスタンに対する超大国の軍事的影響力が低下をいたしております。こういうところからカシミールにおける核兵器の使用の懸念が高まってきていると聞いております。
今日ソ連及びアメリカは膨大な軍事力を持ち、世界最大の軍事力を持っておりますけれども、しかし、その影響力をごらんになればおわかりになりますように、距離が遠くなれば、あるいはまたその間に多くの国が介在するようになれば、さらにはまたその間に海洋が存在するということになれば軍事的影響力が極めて薄まるということは、これは経験的に皆さん御承知のとおりだと思います。
○参考人(前田寿夫君) 私は先ほど申し上げましたように、周辺諸国の軍事的影響力というものも、また自衛力を保持する一つの有力な理由になるのではないかというふうに考えます。 御承知のように、韓国だけでもたしか四、五十万の兵力を持っておるはずであります。
その関心事の上から考えまして一番私ども関心を持っておりますのは、ソ連がベトナムに政治的軍事的影響力をどの程度及ぼすであろうか、特に海軍力あるいは空軍力を同地域において行使するに際してベトナムという国の地理的地位をいかに利用できるようになるか、この点については非常に深い関心を持っております。
もう私との会談ではっきりしておるのですが、日本の置かれておる立場、つまり、日本は新しい憲法を持っておる、それから非核三原則というものも持っておる、持たんとすれば持ち得る軍事力というものを持たない、そういう立場で世界に貢献する立場にあるということ、これはカーター大統領も非常によく理解をされておるわけでありまして、わが国に対しまして軍事的影響力をアジア諸国に対し及ぼすべしなんというような、そういう考え方
安保ワク組み論というものが緊張緩和の助長に役立ったのだという認識、そのこと自体に大きな問題がありますけれども、しかし、議論の共通の場を求めるために、安保ワク組み論を百歩譲ってとるとしても、今日、朝鮮半島に向かっては何らかの軍事的影響力を与えることに結果するような一方的援助というものは差し控えることが、ベトナム問題についても、朝鮮問題についても同じように重要なときに来ている。
そして、対立する二極であった米ソ両極は、イデオロギーの面では依然相許さないものの、体制維持と核戦力を根幹とする軍事的影響力の保持のために、超大国としての利害をしばしば共通にいたしております。中ソ両国がとどまるところを知らぬ憎悪をぶつけ合っているのとまことに好対照を示しているわけであります。